こんにちは。
今季から新しく仲間入りしたBOW WOWが入荷致しました。個人的にもかなりドツボなブランドですので、是非紹介したいと思います。
なぜドツボかと言いますと、僕がアコースティックスに入社して14年、ずっと心がけている事があります。僕は普通の人よりも確かに洋服好きですがその洋服のルーツや背景にあるバックボーンをずっとこだわりとして追求しています。
音楽にもどっぷりハマり、入社と同時にDJ活動をしながら大好きなDJ、MURO氏のMIX TAPEを聞き、色んなサンプリングソースの曲を知り、勉強してきました。
そんなMUROさんとも一緒にDJをしてイベントを運営する夢も掴めたことは僕にとって宝です。
BOW WOWを初めて知った時に衝撃が走りました。MUROさんとコラボしとる!!
やばいっ!
デザイナー権守さんも同じ匂いがしました。僕はこのブランドを一生懸命伝えていきます。

BOWWOW(バウワウ)/BRAIDED LEATHER COVERALL -BLACK-
革端に平テープ状のレザーを巻いたカバーオール型が放つ、どこかオールドな佇まい。1900年代初頭の米セントコインを叩き出して仕立てたコンチョボタンがアクセントとなり、肘当て・ポケット・革端のレザーテープ(革紐)ワークが冴えるシンプルなジャケット。芯色を別色に設計した牛革は表面をブラックで仕上げ、着込むほどに擦れから芯色がのぞく——アメリカン・ヴィンテージ好きの心を射抜く一着。

THEアメリカな匂いがプンプンするレースアップとコンチョが魅力です。レザーの質感もワイルドな上質なCOW LEATHERを使用しています。よくありがちなワイルド系のレザーは固く着にくいレザーが多いですが、このモデルはかなり柔らかいレザーが使われています。


1913年から1938年に製造された5セント、通称「インディアン・ヘッド」をコンチョとして使用しています。
はいっ!!
こだわり過ぎています。。。(笑)



同素材のレザーを二枚重ねたヒールパッチもしっかり仕上がってます。


1930年代半ばから第二次世界大戦初期にかけて、アメリカ陸軍に支給されたワークジャケット M-35 DENIM JACKET。
正式名称は Jacket, Working, Denim。
フィールドユニフォームではなく、整備や作業時に着用されたワークウェアであり、フロントはUS ARMY刻印入りのメタルボタン仕様。
軍におけるデニムは生産コストや速乾性の面で非効率とされ、のちにヘリンボーンツイルへ切り替えられ姿を消した。そのため現存数が少なく、ヴィンテージ市場で高い評価を受けている。
今回、BOW WOWはこのM-35 DENIM JACKETをベースに製作。
歴史に埋もれたワークジャケットを現代に呼び戻し、ヴィンテージさながらの加工表現をデザインとして落とし込んだ一枚。
BOWWOW(バウワウ)/US ARMY M-35 DENIM JACKET AGED -AGED INDIGO-

M-35だから1930年から1940年の本物のメタルボタンを使用し、こだわるポイントは絶対に妥協しない方針で製作。パッカリングから生じるエイジング加工や縦糸のフェード感共に完璧です。

M-35といえばフロントのポケットデザインが特徴で、わかる人にはサンプリングソースがもろバレですね!当て布STYLEも遊び感があり最高です。


BOWWOW(バウワウ)/U.S.AIR FORCE SWEATSHIRTS AGED -AGED BLACK-
US AIR FORCEで特に人気の高いイーグル柄をモチーフに、1950年代に存在した植毛フロッキープリント技術を用いて再現したスペシャルな一枚。希少性の高いブラックボディに施されたプリントは、当時の雰囲気を色濃く宿す。さらに、アメリカで実際に着用され日焼けしたかのようなフェード感を表現し、ヴィンテージさながらの迫力とリアリティを纏った逸品。

フロッピープリントは現在、プリントができる工場が中々なくて希少性の高いプリントになっていますが、VINTAGE加工も上手過ぎます。
本当に好きだわ…

リバースと言えばサイドパネル、度詰めのボディーは伸縮性が無いためサイドパネルに伸縮性のある生地を採用した当時のディテール。
フェード感もさすがの加工技術。

首元、袖口のクラッシュ加工もかなり再現されており、弊社で取り扱いしているA.PRESSEにも引けを取らない。

stylus 橋本